貿易用語集

貿易用語

用語 説明
関税
Duty
輸入の際に課せられる税金のことです。
通関
Customs Clearance
輸出入を行うため、税関に貨物の輸出入通関申告を行い、許可がおりるまでの一覧の行為です。
HSコード
HS Code
海外取引で使われる商品分類コードです。輸入者が輸入税率を確認する際に使用します。フォワーダーや通関業者へのお問合せが必要です。
※関連サイト
(1)財務省貿易統計【輸出統計品目表】はこちら
(2)公益財団法人 日本関税協会
  【Web輸出統計品目表】規制品目かどうかを調べるにはこちら
(3)財務省貿易統計 【財務省貿易統計】
  過去の輸出実績を調べるにはこちら
フォワーダー
Forwarder
海外輸送業者です。輸送費見積、輸出書類作成サポート、通関代行、輸出手配などを行います。フォワーダーは、輸出のエキスパートのため、最新の業界、輸出国、取引傾向などの情報を持っている企業もあります。一般的に乙仲と呼ばれるのは、海貨業者を指します。
クーリエ
Courier
クーリエサービスとは、航空便で海外へ書類や小口荷物を届ける民間の配達のことです。小口貨物を扱うスモールパッケージサービスとあわせて国際宅配便サービスと呼ばれます。
混載 輸送業者が、一つのコンテナに複数の顧客貨物を積載して運送する事を指します。
コンテナ
Container
「コンテナ」とは世界中の港で効率的な荷役を実現させるために統一化された輸送容器です。
20フィート(約6m10cm × 約2m50cm × 約2m60cm)
40フィート(約12m20cm × 約2m50cm × 約2m60cm)
40フィートハイキューブ(約12m20cm × 約2m50cm × 約2m90cm)が一般的です。
冷蔵・冷凍コンテナ、衣類用ハンガーコンテナなど、目的別に豊富な種類があります。

貿易条件

用語 説明
貿易条件
Trade condition
取引時にバイヤーと決定する「貨物のリスクの移転時期」と「輸送費用・海上保険費用などの支払義務」の条件を指します。一般的には、見積書や発注書で貿易条件を示す「インコタームズ/INCOTERMS」を記載します。インコタームズとは、貿易取引条件に関する国際的なルールで、代表的なものに、FOB、CIF、C&Fなどがあります。
FOB 製品価格+日本の輸出港で船に積載までにかかる費用(国内輸送料、通関料、検査料、その他手数料)サプライヤーの責任範囲は、日本の輸出港で船に貨物を積載するまでです。輸出港と合わせて表記します。
例: FOBYokohama (輸出港横浜港までのFOB価格)
CIF FOB価格+保険料+海上運賃
サプライヤーの責任範囲は、日本輸出港で船に貨物を積載するまでです。仕向地と合わせて表記します。
例: CIFShanghai(仕向地Shanghai港までのCIF価格)
C&F FOB価格+海上運賃
サプライヤーの責任範囲は、日本輸出港で船に貨物を積載するまでです。仕向地と合わせて表 記します。
例: C&FShanghai(仕向地Shanghai港までのC&F価格)
EXW 売主の施設や指定場所(工場、倉庫など)において、約定品を買主の処分に委ねたときに売主の引渡義が完了します。
売主は引き取りの車両に積み込まず、輸出通関も行いません。
貨物保険
Insurance
貨物の輸送中に起こりえる事故や損害発生に備えて、通常付保します。貿易条件に海上保険が含まれていない場合、輸出者が海上保険を付保します。

決済条件

用語 説明
決済条件
Payment condition
決済条件とは、取引時のバイヤーからの料金受け取り方法を指します。決済方法には、電信送金(T/T)、信用状決済(L/C)、信用状のない為替手形(D/P、D/A)などの方法があります。
T/T(電信送金)
Telegraphic Transfer
海外の輸入者とサプライヤー間の単純な銀行送金による決済です。決済の手続きが比較的容易である点や決済に要する時間が短いという点から、小口決済には好まれますが、別途製品代金の回収リスクを低減するための工夫が費用です。電信送信決済の場合、一般的にサプライヤーにとって、前払いが最もリスクが少ない方法です。
L/C(信用状決済)
Letter of Credit
輸入者の取引銀行が、貴社に対して代金の支払いを保証する決済方法です。一般的に小口取引で使用するケースは少ないですが、決済リスクの解消手段としては有効です。詳細は、取引銀行でご確認ください。

書類関連

用語 説明
インボイス
Invoice
輸出入を行う時に使用する出荷案内書、物品明細書、価格計算書、代金請求書を兼ねた商用書類です。売主が買主宛てに作成します。
「インボイス」には、「コマーシャルインボイス」「カスタムインボイス」「プロフォーマインボイス」の3種類があります。
コマーシャルインボイス
Commercial Invoice
海外取引でサプライヤーがバイヤーへ商品の明細、船積予定、単価、合計額などを明示し、代金を請求する時に使います。
カスタムズインボイス
Customs Invoice
輸出通関時に使用する税関用のインボイスです。輸出申告を目的としています。船積予定などは暫定的な記載でも構いません。
プロフォーマインボイス
Proforma Invoice
見積時点で発行されるインボイスです。買手側が代金送金のために必要とする場合があります。
パッキングリスト
Packing List
インボイスの内容を補うために包装ごとの明細を記載した書類です。商品名、数量、正味数量、総重量、容積などの梱包の内容がわかるように記載されています。
B/L
Bill of Landing
日本語では「船荷証券」といいます。海上輸送を請け負った船会社が、荷主に対して貨物を受け取ったまたは船積みをしたことを示す証明書で、重要な有価証券でもあります。
エアウェイビル
Air way bill
航空輸送の際に発行される「航空運送状」をいいます。
航空輸送を請け負った輸送会社が、荷主に対して貨物を受け取ったまたは航空機に積み込んだことを示す証明書です。
ケースマーク
Case Mark
「ケースマーク」とは、一般的には荷印を意味するShipping Marksの事を指し、箱(Box)や袋(Bag)または梱包(Package)の見やすい場所に貨物を特定できるように表示します。
「ケースマーク」に定型フォームはありません。
原産地証明書
Certificate of Origin
「原産地証明書」とは輸出する製品の生産、製造または加工地を証明する書類です。バイヤーが輸入する国の規制によって、必要とする書類です。輸入側のリクエストによって準備する場合があります。全国の商工会議所で発行されます。
※日本商工会議所 【EPAに基づく特定原産地証明書発給事業】はこちら

ルール・規制

用語 説明
輸出規制品 国が法律で輸出入に関して許可・承認などを必要とすると定めている製品をいいます。これらの製品は、法令の規定に基づいて許可・承認などを受け、輸出申告・審査の際に税関に証明し、確認を受けなければ輸出の許可がされていないことになっています。
※税関 【輸出入禁止・規制品目】はこちら
輸出禁止品
輸入禁止品
麻薬、著作権などを侵害する製品など国が法律で輸出入を禁止している製品をいいます。
※税関【輸出入禁止・規制品目】はこちら
外国為替及び外国貿易法(外為法)の安全保障貿易管理令 国際的な平和及び安全の維持を妨げることと認められる貨物や国内需要の確保、国際協定などの遵守などの観点から、規制が必要とされている貨物について管理する法律です。
※経済産業省【安全保障貿易管理】はこちら
リスト規制 外為法の一部です。輸出しようとする貨物が、輸出貿易管理令(輸出令)で指定された軍事転用の可能性が特に高い機微な貨物に該当する場合または提供しようとする技術が、外国為替令(外為令)に該当する場合は、貨物の輸出先や技術の提供先がいずれの国であっても事前に経済産業大臣の許可を受ける必要があります。
※経済産業省【安全保障貿易管理 リスト規制】はこちら
キャッチオール規制 外為法の一部です。リスト規制品以外のものを取り扱う場合であっても輸出しようとする貨物や提供しようとする技術が、実際に大量破壊兵器(核兵器など)や通常兵器の開発などに用いられる恐れのある事がわかった場合、事前に経済産業大臣の許可を受ける必要があります。
※経済産業省【安全保障貿易管理キャッチオール規制】はこちら

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